郡山市Ih邸

戸建住宅

家族の思いを継承する家

1.家族の思いを継承する建替え

2年前に県道沿いに約1km北へ移転したご実家をご次男の新居に建替えました。約40年の家族の歴史が積重なった従前住宅の床柱や部屋の大きさに合わせて特注した立派な飾り棚収納を新しい住まいの居間に再利用しました。敷地内には従前建物と空中廊下で繋がった大きな2階建て倉庫があり、建築基準法12条5項申請を事前に行い倉庫は残したまま新しい住宅の確認申請を行いました。

2.「ひなた」を向く「への字」プラン

敷地の南には東北新幹線の高架が通り冬季は敷地の一部に影を落とします。この影響を避けて日差しを建物に取込むために「ひなた」に向かって建物を「への字」に屈曲させ室内への日射条件を改善しました。この屈曲に沿うことで門から玄関へ変化のあるアプローチ路ができました。

3.街並み景観の形成

ご実家(郡山I邸)と同じ交通量の多い県道に面しているため、交通騒音や視線の遮断を目的とした袖壁をご実家と同様に設けました。この壁は建物外観の特徴的なアクセントになっており、ご実家と対をなして街並み景観の形成にも参加しています。

4.タタミ中心の生活/天然木の活用

施主様はタタミ中心の座式の生活を好み、居間は堀炬燵のある和室、寝室も布団敷きの畳間で窓際に堀込座卓の書斎机が設けてあります。朝食などは対面キッチンに作付けた欅天然木カウンターを利用します。ご実家同様、南会津の材木店で直接購入した天然木を随所に使用しています。

5.長期優良住宅、将来への可変対応

終の棲家として安心して暮らせ、次世代に引き継げるように、Ih邸は耐震性、断熱性、省エネ、メンテナンス性などの高い基本性能確保するため、長期優良住宅の認定を取得しています。(耐震等級Ⅲ、省エネ等級Ⅳ)
将来の家族構成の変化に対応するため2階個室は間仕切り壁を少なくした可変的な間取りにしています。

所在地
福島県郡山市
用途
個人住宅・木造・2階建て
竣工
平成29年9月

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