新座S邸

戸建住宅

“縦格子”の二世帯住宅

無理なく暮らせる2世帯住宅:親世帯を1階子世帯を2階に配置し、玄関とバスサニタリー(1階)は共用としています。夜勤もある看護師の仕事をされているお母さまと、夫婦共働きの子世帯の食事や睡眠の生活パターンの違いに配慮し、キッチンを別々にしたり、お母さまの寝室の真上に子供部屋が当たらないように配置したり、子供部屋の床を吸音性のよいコルクタイルにするなどの工夫をしました。玄関・サニタリーを共用にしたことで世帯間の行き来も盛んで、3世代で暮らすことは子供にとっても良い環境になっています。
アジアンテイストと和:1階は和テイスト、2階はアジアンテイストと、親世帯と子世帯それぞれの好みをインテリアに反映しています。1階のリビングにはベンチ型の小さな畳スペースや(雪見)障子を設けました。2階はシンプルなアジアンリゾート風を目指して白とダークブラウンでインテリアを統一しています。2世帯ををつなぐ階段は蹴込み板をなくした板状とし空間の広がりを演出しました。
“縦格子”で街並みをつくる: 外観はシンプルな箱型のシルエットと、土壁風のリシン櫛引きと建物を上下に貫く大きな木の縦格子が印象的な表情を生み出し、街並みに調和したアクセントになっています。階段ホールの大きな窓に付けた縦格子は屋内のプライバシーを守るとともに、夜は室内の光が街路に籠れ出て明るい夜景を演出します。

掲載誌:はじめての家づくりNo15
(09/12 主婦の友社)

所在地
埼玉県新座市
用途
2世帯住宅・木造2階建て
竣工
平成21年1月