横浜市AY邸

戸建住宅

楽しく・安心・安全に暮らす「終の棲家」

1.終の棲家:バリアフリー/維持管理

ご夫婦2人がこれからの生涯を安心して楽しく暮らせる終の棲家を実現することが本プロジェクトのメインテーマです。万一車イスになっても容易にアプローチできる段差の小さな玄関、駐車スペースから玄関に至る屋根付きのスロープ、緩やかで幅の広い階段、将来にわたり2階を有効に使い続けるためにホームエレベータが設置可能なスペースの確保(上下階同一箇所に収納を設けEVシャフトとして利用可能+電源配線)、1階だけでの生活をしなくてはならなくなった場合にも対応可能な間取りなど、将来的な様々な状況を想定したバリアフリー対策を施しました。
また、耐久性と汎用性の高い材料を選定し、維持管理・補修にできるだけ負担がかからないように配慮しました。
さらに、片付けなどの家事の負担を低減するためにシューズクローク、パントリー、ウォークインクローゼット、納戸など収納空間を随所に豊富に確保し、これらを回遊動線でつなぐことにも配慮しました。

2.家族の気配/空気の流れ/ヒートショック対策

家の中央に吹き抜けを設けることで、家中のどこにいても夫婦が互いの気配を感じあえるようにしました。
またダイニングに吹抜けを設け、上部にシーリングファンを設置することで、吹き抜け~階段を空気が循環して家の中に空気の流れを生み出し室温を均質化し、ヒートショックのない温熱バリアフリー化を図りました。温熱バリアフリーを実現するために、独立した廊下空間などを設けず家中の空間が一体的に連続するようなプラン構成にも配慮しました。

3.木質系素材の質感を活かす

天井や床に天然木を多用することで、木の優しい質感を感じられる空間を意図しました。
フローリング・建具類はウォールナット系の落ち着いた色調とし、落ち着いた雰囲気を演出しています。また、手持ちの持込み家具との色調の調和にも配慮しました。

4.街並みとの調和:シンボルツリー/門塀

質感の高いボーダータイル貼りの門塀を道路から大きくセットバックして設け、塀の外側の道路沿いにシンボルツリー(シマトネリコ)やカバープランツを植栽すことにより、緑豊かな美しい街並みを形成することを意図しました。
大きくセットバックした塀の外側に宅配便やゲスト用の駐車スペースを設け、さらにガレージ奥の庭(芝)空間も連続して縦列駐車が可能にすることで、最大3台までの駐車スペースを確保しました。

5.耐震/省エネ/防火性能の確保:長期優良住宅・省令準耐火構造

安全に安心して暮らせるための基礎条件として、各性能評価項目ごとの最高等級である耐震等級3、省エネ等級4を確保し、長期優良住宅の認定を取得しました。また、省令準耐火構造とすることで、より高い防火性能を確保しました。

 

所在地
神奈川県横浜市
用途
個人住宅 地上2階建て 木造在来工法
竣工
令和元年10月